7月21日
2年生と3年生が、地域の方から、地域に伝わる民話を教えてもらいました。
『大蛇と村人』という森沢に伝わる民話です。
昔、森沢村の山奥に大蛇が住んでいました。
大蛇はイケメンに化けて娘さんをさらっていきました。森沢村から娘さんが何人も連れ去られた時、
森沢村の三吉さんという人が、大蛇を退治するために大蛇が好きなお酒をもって山に入っていきました。
大蛇がいつもいるという大きな岩につくと、お酒を振りまいて、待っていました。
すると大蛇が帰ってきて、お酒を飲み始めました。そこに三吉さんは刀で、えいっと切りかかりました。
しかし、大蛇は三吉さんを一飲み…三吉さんの命もここまでかと思われた時、三吉さんは腕に括りつけておいた短刀で、大蛇のおなかの中で暴れまくりました。
大蛇のおなかは中から八つ裂きにされ、大蛇は退治されたということです。
大蛇から流れ出た血が、下田の村まで7日7晩流れていたそうです。
大蛇が3回巻き付いていた跡が残る岩が、今も森沢の奥にあるそうです。
衣装も手作り、素晴らしい一人芝居で見せてくれました。
子どもたちも楽しく学べました。ありがとうございました。