学校案内

● 学校紹介

 本校は、高知県西南部「日本最後の清流」として知られる四万十川の河口に位置し、冬には川面に浮かぶシラス(うなぎの稚魚)漁の漁り火、そして、冬から春にかけては青海苔漁に勤しむ人々や川岸に干された青海苔が風に揺れる光景が風物詩となっています。また、校区の間崎地区では、毎年旧暦の7月16日の旧盆に行われる「大文字」の送り火をはじめ、始新世清水層の地層に狭在する枕状溶岩を見ることができ、山路地区の曽我神社境内には国の天然記念物のクサマルハチが自生しています。
 1947年(昭和22年)に設立された本校は、1954年(昭和29年)の町村合併により中村市立八束中学校と改称し、その後の平成17年の市町村合併により、四万十市立八束中学校として新たなスタートを切りました。過疎化・少子化のなかで生徒数は減少し、今年度の生徒数は、1年生3名、2年生4名、3年生8名(全校生徒15名)という状況ではありますが、小規模校の特色を生かし、学力向上はもちろんのこと、地域とのつながりや体験学習等を通じて、仲間意識や人権感覚を身につけ、ふるさとを愛する生徒の育成に取り組んでいます。

 

●教育経営方針

Ⅰ 教育目標
 「認め合い、高め合う」
 

Ⅱ 研究主題
 「認め合い、高め合う生徒の育成とわかる授業の創造
 

Ⅲ めざす生徒像
 1.主体的に学び、学んだことを課題解決に生かそうとする生徒〔知育〕
 2.自分で判断し、あきらめずに最後まで行動できる生徒〔徳育〕
 3.健康や安全に対する関心を持ち、たくましく成長する生徒〔体育〕
 

Ⅳ 学校経営理念
 「変化する社会の中に対応する学校の構築」
 時代の変化に対応するため、教育資源を有効・最大限に活用し、チームとしての組織力で、未来を切り拓く子どもたちの「生きる力」を育む学校を目指す。
 

Ⅴ 学校経営方針
1.組織力で対応する教育活動を実践する
 ○教職員と生徒の個性を活かし、組織で活動する「チーム八束」としての教育環境を整える。
2.生徒一人ひとりの特性を生かした教育の充実を図る
 ○生徒理解に努め、生徒の特性を生かした教育実践と不登校生徒や特別支援に対する支援体制の整備と指導方法の工夫に努める。
3.小中連携による一貫した教育体制の整備
 ○小中の連携を強化することで、9年間を見通した児童生徒の育成を図ると共に、教科指導の工夫や改善に努める
4.地域との連携・協働の推進を行う
 ○社会に開かれた教育課程を実践し、地域や保護者との信頼関係を深めることで連携・協働を図る。
 

Ⅵ めざす学校像
1.学習意欲にあふれ、確かな学力の伸長を図る学校
2.心に響き、心を耕す教育を推進する学校
3.高い規範意識と、自己指導力の育成をめざす学校
4.体力向上と健康・安全に努める学校
5.あいさつと笑顔があふれ、潤いの環境がある学校
6.夢・志を語れる生徒と魅力あふれる教員のいる学校
7.関係機関や地域との連携・協働を推進する学校
8.保護者や地域に信頼される学校
    
Ⅶ めざす教師像
1.生徒に夢と希望を熱く語れる教師
2.人権感覚に優れ、生徒と共に成長し続ける教師
3.切磋琢磨し、指導力・授業力を磨き高め合う教師
4.使命感、責任感、情熱を持ち続ける教師
5.互いに認め合い、組織の一員としての自覚を持つ教師
6.生徒・保護者・地域に信頼される教師
  
Ⅷ 本年度の重点目標
1.確かな学力を育成する教育の推進〔知育〕
 ① 新しい学力観に基づいた授業づくり
 ② 授業スタンダードの徹底と大切にした授業づくり
 ③ 家庭学習のサイクル化を活かした授業づくり 
2.自己の生き方を考え、主体的な判断のもとに行動する教育の推進〔徳育〕
 ① 自己肯定感を高め、いじめや不登校のない学校づくり
 ② 個性を尊重し、他者と共によりよく生きるための基盤づくり
 ③ 命の大切さや自然の崇高さについて気づかせる
3.健康・安全教育の推進〔体育〕
 ① 健康、安全に生活する力の育成
 ② 明るい学校生活を送ろうとする態度の育成
 ③ 部活動の充実
4.進路指導・キャリア教育の充実〔志〕
 ① 夢や将来について語れる生徒の育成
 ② 進路に対する目的意識や望ましい職業観・勤労観を持った生徒の育成
 ③ 職業に関する知識や技能を身につけ、主体的に進路選択ができる生徒の育成
5.地域・保護者との連携、小中連携を生かした学校づくり〔特色〕
 ① 保小中連携(学習の方法や生活の在り方・児童生徒の情報等の共有)の推進
 ② 学校支援共同本部事業(学習支援や校内支援委員会)の充実
 ③ 地域、保護者に信頼される学校づくり

 

●学校の沿革

1947年(昭和22) 4月1日 高知県幡多郡八束中学校を新設
1947年(昭和22) 5月1日 開校式
1949年(昭和24)      校章制定(宮崎正臣氏)
1951年(昭和26) 11月9日 校舎新築完成 木造2階建て
1952年(昭和27) 9月20日 技術室完成
1954年(昭和29) 1月1日 校歌制定(作詞 谷 馨氏 作曲 平井康三郎氏)
1954年(昭和29) 3月31日 町村合併により中村市立八束中学校と呼称
1957年(昭和32) 3月24日 校旗制定(昭和31年度卒業生寄贈)
1963年(昭和38) 11月29日 未明に原因不明の火災により校舎全焼
1964年(昭和39) 6月6日 仮校舎完成(2教室、職員室)
1964年(昭和39) 9月9日 新校舎起工式
1965年(昭和40) 4月20日 新校舎完成
1967年(昭和42) 3月15日 技術室完成
1968年(昭和43) 2月26日 学校林設定契約(中村市深木船の川谷山)
1971年(昭和46) 3月29日 屋内体育館完成
1976年(昭和51) 3月12日 バックネット、土俵新設
1981年(昭和56) 3月 屋上防水工事完了 校舎窓枠をアルミサッシに取り替え(3教室)
1981年(昭和56) 6月21日 校庭拡張整備工事完了(2.513平方メートル拡張)
1983年(昭和58) 2月   体育館屋根塗装完了
1984年(昭和59) 3月 炊事場屋上防水工事完了 校舎窓枠をアルミサッシに取り替え
1985年(昭和60) 7月   正面玄関改装
1989年(平成元)  9月17日 プール完成落成式
1991年(平成3) 10月23日 裏駐車場拡張工事完成
1992年(平成4) 5月8日 平成4・5年度文部省指定道徳教育推進校となる
1993年(平成5) 3月   校旗寄贈(村尾友造氏)
1993年(平成5) 11月12日 文部省指定道徳教育推進校発表
1994年(平成6) 11月   校舎改築計画決定
1995年(平成7)      校舎改築に関する予算決定
1996年(平成8) 3月   仮校舎への移転 旧校舎解体作業始まる
1996年(平成8) 4月15日 新校舎起工式
1997年(平成9) 1月14日 新校舎落成式
1997年(平成9) 8月10日 花壇工事完成
1997年(平成9) 10月30日 正門、舗装、自転車置き場等環境整備完成
2005年(平成17) 4月10日 西土佐村との合併により四万十市立八束中学校と改称
2005年(平成17・18年度)  西部教育事務所自主学習の取組研究協力校
2008年(平成20)年度   西部教育事務所キャリア教育の取組研究協力校
2014年(平成26)1月24日 高知県実践的防災教育推進事業防災教育研究発表会
2014年(平成26)2月11日 新体育館落成

 

●校歌

校歌音源(wmaファイル 421KB)
 

校歌歌詞写真
校歌歌詞写真

 

●アクセス

 

 

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