学校案内
●学校長より
本校は、今春に国道441号を挟んで向かいにある旧 後川中学校(4月より廃校)の校舎に移転しました。これは、元の利岡小学校舎が湿地かつ急傾斜危険地域に立地し被災可能性が高いこと、何より湿気があまりにひどく、雨が降ると廊下や階段が大人でも滑って転倒するほどツルツルの水浸し状態になること等、住環境がよくないことを事由とする教育的見地からの措置です。
移転後は、
★ 陽当たりと風通しが格段によくなり、悩まされた湿気(大型2台の除湿器は不要になりました)と健康を害するほどのカビや異臭の発生からの解放
★ 体育館とプール使用のための国道の横断等による時間のロスの解消、雨天時(休み時間等)の遊び場所の確保
など様々な恩恵を受けて、「引っ越しして良かった」「傘をささずに体育館に行ける」「家庭科室が校舎の中にあって便利」etc.と子どもたちも喜んでいます。
引っ越し作業にご加勢いただいた、保護者や地域の皆様、利岡保育所や四万十市教育委員会等の職員等全ての皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
上記は、校舎南側の3階のベランダに掲げた横断幕のデータ画像です。
これは、本校の教育目標『学ぶ楽しさを知り つながりあう児童の育成』を保護者や地域の皆様そして子どもたちにも分かりやすく、印象に残るキャッチフレーズとしてお伝えするために設置したものです。
利岡小学校は全校児童16名の小さな学校ですが、少人数という特色を“最大の強み” として、目指す児童像の実現そして、この学び舎に集う全ての人たちを幸せにすべく、
完全複式校として、児童が交代で務める「学習リーダー」を中心に、まず児童一人ひとりが悩み考えた上で【ひとり学び】、級友同士で学び合う【とも学び】、それを担任が支援する授業づくりに傾注しています。
6年間を通して、確かな学力を全ての子どもたちが身につけて中学校に進学してくれています。
2つの学年の授業が、其々の学習リーダー
によって進められています。
道徳教育や人権教育を柱に、自己肯定感や規範意識の涵養や仲間づくりなどを行っています。各学級単位ではもちろん、学年・学級の枠をとり外した縦割り班活動をあらゆる機会に実施しており、上級生から下級生にキャッチフレーズにある“思いやりの心”が伝えられていきます。
道徳教育参観日にて—「考え議論する道徳」
を目指して公開授業中!
上のキャッチフレーズを実現するためには、健康であることが肝要です。毎月1週間、ご家庭の協力を得ながら行っている「生活しらべ」などにより、早寝早起き等の基本的な生活習慣の定着に努めています。
また日々の体育科の授業はもとより、毎朝全児童が一堂に会して季節ごとにメニューを変えながら体力づくりに励んでいます。水泳の授業等は、養護教諭や校長も含めて全教職員が指導に入っており、少人数を逆手にとっての個人指導=特訓!?が本校の体育指導の特色です。
体育の授業や毎朝のマラソン等で
体力アップを目指します!!
☆ 学年の枠を超えて、16名の全校児童の仲が良い利岡小学校です。
私(校長)は赴任4年目を迎えていますが、地域の皆さんから「今日も気持ちの良い挨拶をしてくれた」「昼休みの校庭で、上級生が下級生に優しく接していた」などの嬉しいお話を度々いただきます。一方、本校へのお叱りの言葉や苦情等は全くありません。
年度末に行っている学校評価アンケートでも、毎年度100%の児童が『学校・学級が楽しい』と答えてくれています。
また、全国学力・学習状況調査や高知県学力定着状況調査などの各種学力調査においても、ここ数年四万十市(県下でも)で常にトップクラスの好成績を残してくれています。授業はもちろん、放課後や長期休業中等の個別学習(加力学習)などにより高い学力を保障してきました。
このような本校の良さを評価いただき、校区外からも多くの子どもたちが通ってきてくれており、全児童の3分の1ほどが、他校区からの通学者となっています。
これからも、地域・保護者等の多くの皆様の支えを力に
友だちと しっかり学び 思いやりの心 通わせる 利岡の子
この素晴らしい児童像を追い求めて、利岡っ子と教職員一同、日々の教育活動に精励していきたいと思います。
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