四万十市内の小中学校で防災献立を実施しました。
目的は、防災食について知り、食べる体験をするためです。
被災した際に通常とは違う生活になり、心身のストレスにつながりますが、防災食を食べ慣れておくと、食べることに関するストレスは軽減されると言われています。
献立は、救給カレー、ロングライフ牛乳、乾パンです。
食べた感想を児童に聞くと、低学年は
・救給カレーがおいしかった。リクエストしたい。
・カレーのお米が固くて食べにくかったけどおいしかった。
・牛乳が北海道産だからか濃くておいしい。
・乾パンの量が多くて食べにくい。
と食べた味や食感について感想を伝えてくれました。
高学年は、
・本当に被災したとき役立てる食べ物があって良いなと思いました。
冷たくて味も美味しいものが少なかったけど(食べ物が)あるだけマシだと思った。
・本当に災害が起きたときにどんなごはんが食べられるか知れてよかった。
・カレーが1番おいしかったけど、牛乳が甘くて苦手だった。でも被災したときは飲めそう。冷たくて食べにくいけど全部食べられた。
と高学年は、実際に被災したことを思い浮かべている児童がいて、今回の防災献立を通して学ぶ姿勢が良いなと思いました。