本年度も四万十市研究推進指定事業として小中連携教育推進事業に取り組んでいます。
　下田中学校区３校（下田中、下田小、竹島小）で｢子どもたちの学力向上をめざし、小中学校が連携・連動した授業展開の構築と、それを確立するための子どもどうしの効果的な人間関係づくりの研究｣を共通研究主題として取り組みを進めています。

○主な取り組み
　･三校会の実施（共通テーマ：聞く・話す子どもの育成を主題に研究協議）
　･保･小･中連絡会定例会の実施
　･小中で連携した授業公開、研究協議（講師、指導主事等招聘）
　･小中合同地域一斉清掃を通しての小中学生の交流（地域にも協力要請）
　･人間関係プログラムの研究（講師を招聘し研修のうえ、子どもに向け教職員が実施）
　･小小連携の取り組みにリンクした中学校の取り組みの交流
　･小学校における中学校教員の出前授業

　■ 令和２年度 四万十市 研究推進校指定事業 実施計画書

 

【研究主題】「思考力・判断力・表現力を育むための教科間連携による授業づくり」
　　～９年間を見通した主体的・協働的学びを通して～

［研究仮説］
①支援の必要な生徒への支援体制を確立し、一人ひとりのつまずきに配慮したすべての生徒がわかる授業づくりを進めれば、学ぶ意欲が育ち、学習内容の定着が期待されるであろう。
②小中で連携し、基本的な生活習慣と、学年に応じたけじめある学習態度、聞く姿勢、音読などの効果的な学習方法を身につけさせていけば、落ちついた安心して発信できる学級風土が育ち、学習効果が上がるであろう。

　■ 研究通信６　2020.11.11発行